【中国畳表】産地情報2010/06/24

現在、中国ではイ草の刈り取りの真っ最中です。早い工場で6月第1週に始まりました。今年も刈り取りの労働者が不足ぎみであり、刈り取りを終えるには6月末から7月初めまでかかる予定です。

イ草そのものは、当初イ草の伸びや株張り共に悪かったのですが、刈り取り直前の気候がイ草に非常に良い気候になり、持ち直した感じです。

長さは、昨年より短めです。草質は、花は少なめで、充実した硬めのイ草です。現在はテレもなく、良質といえる状態です。

全体的には140cmから160cmのイ草の工場が多いようです。

長いイ草で160cm。

まだ刈り取りが終わっておりませんので、今後の天候次第ではテレ等が多く出てくる可能性もありますし、雨が少ないと短い草が多くなることもあります。

収量については、昨年より減収の見込みです。


新口の価格については、未だに不明ですが、20％の上昇気配と見込まれています。人件費および燃料等のコストアップや人民元の切り上げも値上げの要因になっています。


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