今日は台風が接近していたこともあり、お客さんは例年よりは少ない感じでした。
展示されていた畳表は、五八糸引の下級品から本間綿綿の上級品までありました。
麻綿Wはまだ入荷されていませんでした。
私が到着した昼すぎには、すでに五八糸引の下級品と本間糸引の全てが完売状態でした。
単価的には、例年より高めです。古物に比べると下級品で25％程度高いです。
糸引が完売になる背景には、現時点で糸引関係が品不足で、年末にかけての見通しも単価が下がる気配はなく、商品を確保することを優先している業者が多い傾向にあると感じます。
中国での人件費の高騰、燃料やその他の経費が高くなっていて、日本への商品の入荷が少ないとなると、良い品質の工場の商品は年内に終了する可能性があります。
このような状況は、ここ１０年でも経験したことがありません。
通常は新草が出てきた時点から、段階的に相場が安くなる展開でしたが、今年は安くなる感じがありません。
今年に関しては、気に入った商品があれば、早めに確保されるほうが良いと思います．
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